会員制ホテルの3つの特徴!メリット・デメリットや選び方を詳しく解説

ホテルの会員権を購入すると利用できる「会員制ホテル」。その都度ホテルを予約して宿泊するよりも、安く泊まれたり繁忙期でも予約が取りやすかったりするメリットがあります。

ホテルを定期的に利用するのであれば、会員権の購入も検討するのがおすすめです。

今回は、会員制ホテルのメリット・デメリットや選び方などを解説します。会員制ホテルに興味のある方や宿泊にかかるコストを抑えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

会員制ホテルの3つの特徴

「会員制ホテル」は普通のホテルと何が違うのかピンとこない方もいるでしょう。会員制ホテルの3つの特徴を解説します。

  1. 会員権を購入するとホテルが利用できる
  2. クラブが運営しているすべてのホテルを利用できる
  3. 年間の利用可能日数が決まっている

1つずつ見てみましょう。

1.会員権を購入するとホテルが利用できる

会員制ホテルは、会員権を購入した本人や同伴者が利用できるのが特徴です。会員権には、いくつかの種類があります。

  • 共同オーナータイプ:複数のオーナーでホテル1部屋を共同所有する。1年間をオーナーの数で等分した日数が利用可能
  • 施設利用権タイプ:所有権ではなく施設を利用する権利を購入する。希望する日に利用できるが、場合によっては予約が取りにくいケースがある
  • タイムシェアタイプ:所有権ではなく1週間など決められた期間に利用できる。予定を変更しにくいので自由度は低い
  • ポイント購入タイプ:購入したポイントで施設を予約する。混み合うシーズンは必要なポイントが増えるケースがある

会員権といっても、さまざまなタイプがあります。自分のライフスタイルに合うタイプを選ぶのがおすすめです。

2.クラブが運営しているすべてのホテルを利用できる

会員制ホテルは、クラブが所有している各地のホテルを利用できるケースがほとんどです。さまざまな土地で、毎回違ったホテルが楽しめます。

会員権を持ち続けても、飽きることなく利用できます。

3.年間の利用可能日数が決まっている

会員制ホテルは、全会員に対して利用できる日数が公平に分けられます。そのため、年間で利用日数が決まっていることがほとんどです。

自由に予約を入れられるところが多く、早めに申し込みしておけば自分の好きな日に宿泊できます。

会員制ホテルを利用する5つのメリット

会員制ホテルを利用するメリットを5つ紹介します。

  1. 宿泊費を抑えられる
  2. 上質なサービスが受けられる
  3. 建物を管理する必要がない
  4. 全国にある施設を相互利用できる
  5. 利用頻度を変更できる

それぞれ詳しく解説します。

1.宿泊費を抑えられる

会員制ホテルは、同じランクのホテルをその都度利用するのに比べてリーズナブルに利用できるのがメリットです。

会員費はかかりますが、トータルで見ると会員制ホテルのほうが料金を抑えられるケースがほとんどです。

一般利用のホテルには、ゴールデンウィークや夏休みなどの混み合う時期は、宿泊料金が高くなるところがあります。しかし、会員制ホテルは料金が一律なことが多く、金額を気にすることなく好きなときに利用できます。

2.上質なサービスが受けられる

会員制ホテルはリゾートクラブが運営しているため、一般的なホテルに比べると質の高いサービスを受けられます。

一流のレストランやエステなど、設備が充実しているところがほとんど。リーズナブルな価格で手厚いサービスを受けられるのも、会員制ホテルのメリットです。

3.建物を管理する必要がない

会員権を持っていたとしても、会員自ら部屋の掃除やメンテナンスをする必要はありません。リゾートクラブ側で維持管理をおこなってくれるためです。

別荘を所有するとなると自分で管理しなければなりません。せっかくリゾート地に来たのに掃除やメンテナンスに時間を取られてしまうこともあるでしょう。

利用していない期間が長いと、水道管が凍って水が使えなかったりエアコンが機能しなかったりといったトラブルが発生する可能性もあります。

会員制ホテルは自分が利用していないときも他の会員が使っているため、設備がいつの間にか使えなくなっていたり大掛かりな掃除が必要になったりすることはありません。万が一不備があってもリゾートクラブ側が対処してくれるので安心です。

4.全国にある施設を相互利用できる

全国に多数の設備を持っているリゾートクラブは多数あります。会員になれば、全国各地にある施設を利用できるケースがほとんどです。

夏は海のあるところ、冬はスキー場の近くなどと使い分ければ、リゾート地のよさを存分に楽しめるでしょう。さまざまな施設が利用できるホテルを選ぶことで、長期会員になっても飽きる心配がいりません。

5.利用頻度を変更できる

会員制ホテルは、自分のライフスタイルに合わせられます。

たとえば、転勤で遠方に引っ越す事になったり、家族が独立して旅行の頻度が減ったりしたとき、別荘を購入してしまったら所有し続けるか売却するかを考えなければなりません。

しかし、会員制ホテルなら利用頻度を変更すればいいだけなので、無駄な費用や手間がかかることはないでしょう。

会員権の中には相続や譲渡ができるタイプもあり、他の人に使ってもらうこともできます。会員制ホテルは自由度が高いので、気軽にリゾート地での旅行を楽しめます。

会員制ホテルを利用する3つのデメリット

会員制ホテルを利用する場合のデメリットも見てみましょう。

  1. 入会費や管理費がかかる
  2. いつでも予約できるとは限らない
  3. 別荘のように荷物を置いておけない

利用を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

1.入会費や管理費がかかる

会員制ホテルは入会費や管理費がかかるので、毎年一定の出費があります。自分でホテルの管理をしなくてもいい分、人に依頼する費用はかかります。

しかし、別荘を購入するのに比べれば、手間もコストも負担は少ないでしょう。費用がかかるといっても通常の宿泊に比べればコストは抑えられるケースも多く、必ずしもデメリットになるとは限りません。

2.いつでも予約できるとは限らない

会員制ホテルは会員向けのサービスですが、他の会員と予約が被ってしまうことがあります。希望する日に必ず予約できるとは限りません。

しかし、一般のホテルに比べると利用者が殺到するリスクは低いので、予約の取りやすさは会員制ホテルのほうが上です。

3.別荘のように荷物を置いておけない

自分の別荘を持っていれば、アウトドアやレジャーに使う道具を置いておけます。しかし、会員制ホテルは他にも利用する人がいるため、荷物はその都度運ばなければなりません。

荷物を置いておけないのは不便ですが、部屋がものであふれることがないためいつでもスッキリした空間でくつろげます。荷物を置いておけないのは、デメリットばかりではありません。

会員制ホテルの5つの選び方

会員制ホテルは、一度購入したら長く楽しむものです。購入に失敗しないために、5つの選び方を紹介します。

  1. ホテルで過ごす目的
  2. 費用
  3. 立地・通いやすさ
  4. 利用できる施設・サービス
  5. (必要に応じて)ペット同伴の可否

それぞれ詳しく解説します。

1.ホテルで過ごす目的

ホテルに宿泊して何をしたいのか、過ごす目的をはっきりさせましょう。「オーシャンビューを楽しみたい」「温泉で日頃の疲れを癒やしたい」など、ホテルで過ごす目的は人それぞれ。

例えば、温泉に入ることを目的にしているのに、施設が完備されていない会員制ホテルを選んでしまうと十分に楽しめません。マリンレジャーを楽しみたいのに海が近い部屋を持っていないホテルを選んでしまうと、ビーチへの往復だけで時間が取られてしまいます。

ホテルで何をしたいのか優先順位を決めて、目的が叶う会員制ホテルを選ぶことが大切です。

2.費用

会員制ホテルの利用には、毎年一定の金額がかかります。豪華なホテルは魅力的ですが、無理して入会しても支払いの負担が大きく、後悔するリスクが高まります。

会員制ホテルは、リーズナブルな価格で宿泊できるのが魅力的なサービスです。トータルコストを考えて「会員制ホテルのほうがお得だ」と納得できたときに利用するのがおすすめです。

3.立地・通いやすさ

会員制ホテルを利用するなら、立地や通いやすさも考慮することが大切です。アクセスが悪いホテルに無理をして通うことになると、旅行することが苦痛になる恐れがあります。

また、会員制ホテルは、リゾートクラブが持つ他の施設も利用できるのがメリットです。しかし、他の場所は遠すぎて結局1箇所しか通えないとなると、せっかくの会員制ホテルのよさが半減してしまいます。

「他にどんな立地にホテルがあるのか」「無理なく通えるか」などを確認してみてください。できれば、国内の有名観光地に近いホテルを複数所有しているところを選ぶのがおすすめです。

4.利用できる施設・サービス

会員制ホテルを選ぶときは、どんなサービスが受けられるのか確認しましょう。特に、どんな設備が使えるのかは要チェックです。

  • 温泉/スパ
  • スポーツ施設
  • プール
  • レストラン

など、会員が利用できるサービスが充実しているほうがお得です。使わない設備は不要ですが、あると嬉しいサービスを提供しているホテルを選ぶとよいでしょう。

5.(必要に応じて)ペット同伴の可否

ペットと一緒に家族旅行を楽しみたいと考えているなら、同伴の可否も重視すべきポイントです。ペット可のホテルを選べば、連れて行くかいかないかはその都度選択できます。

その際には、以下のポイントもチェックしておくのがおすすめです。

  • ペット料金はいくらかかるか
  • 同伴可能なペットの種類に制限はあるか
  • 大きさはどれくらいまでOKなのか
  • 同じ部屋に泊まれるのか、預けるのか
  • 部屋に空気清浄機はあるのか

ペット用の施設を用意しているリゾートクラブもあるので、必要な方はチェックしてみてください。

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UMITOは、日本全国の海に近い一等地にラグジュアリーホテルを持っています。
沖縄をはじめ、鎌倉熱海など今後も全国に拠点が広がっていきます。

定額制ではなく、使いたい分だけオーナー権を購入できるので自分のライフスタイルに合わせて選べます。また、利用日数の範囲内であれば他のリゾート地にあるホテルも相互利用できるので、楽しみ方が広がります。

使っていないときはホテルとして貸し出して収入を得ることも可能です。

宿泊に必要なアメニティもそろっており、少ない荷物で身軽に旅行できます。気になる方は、ぜひこちらからお問い合わせください

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