廃棄されてきた鹿革に新たな価値を、UMITOが提案するサステナブルな選択

「UMITO」をプロデュースする株式会社UMITOは、UMITOオーナーへの日頃の感謝の気持ちを込めた特別なギフトとして、UMITOでの滞在体験をより豊かにするガイドを収録した「UMITOオリジナル手帳」を製作し、オーナーへプレゼントいたしました。
本手帳のレザーカバーには、自然の恵みを余すことなく活かすサステナブルな素材として注目される「ジビエレザー」を採用。革靴ブランド「Khish the Work」を手掛ける靴職人・菱沼 乾(ひしぬま けん)氏の監修のもと、使い込むほどに手に馴染み、風合いを深めていく一点ものに仕上げています。

オーナーへの感謝と、「また海へ行きたくなる」体験を日常に
UMITOオリジナル手帳は、「旅に出掛けたくなる一冊」をコンセプトに誕生しました。
UMITOで過ごした時間、目の前に広がる海、耳に残る波音や潮風の香り—。その記憶を、日常の中でもふと思い出していただきたいという想いを込めています。
オーナーへの感謝のしるしとして、この手帳を開くたびに「またUMITOへ行きたい」「また海に帰りたい」そんな気持ちが自然と湧き上がる存在となることを願い製作しました。


細部までこだわりを詰め込んだ、UMITOならではの一冊
手帳の中面には、UMITOの世界観と旅の楽しみを感じていただけるコンテンツを多数収録しています。
月ごとに異なる拠点の魅力を紹介する「月別 Seaside Story」をはじめ、行きたい旅先を書き留めるリストページ、旅程管理ページ、さらにはUMITO各拠点のハイシーズン情報など、実用性にも配慮した構成となっています。
UMITOでの滞在を、より身近に、より自由に楽しんでいただくための “旅のガイドブック”としても活用いただける一冊です。

世界に一つだけの表情をもつ、サステナブル素材「ジビエレザー」
手帳のカバーには、国内で害獣駆除された野生のニホンジカの革、「ジビエレザー」を使用しています。
本来であれば廃棄されてしまうことも多い未活用資源に、新たな価値を与える素材です。
UMITOのブランドカラーである美しいブルーに染め上げた鹿革は、表面に自然な凹凸があり、やさしく手に馴染むマットな質感が特長です。カバー表面に使用した鹿革には、野生動物が自然の中で生きてきた証として刻まれた傷や皺があり、その証をそのまま個性として活かすことで世界に二つとない表情を生み出しています。一方で、内側には牛革を用いることで、強度や耐久性、使い心地にも配慮し、日常使いしやすい仕立てとしました。
自然の恵みと職人の技が融合した、唯一無二の手帳カバーです。

UMITOが考えるサステナビリティ
農作物被害や生態系保全のため、全国各地でニホンジカの捕獲が行われています。しかし、捕獲される頭数が多い一方で、その皮は十分に活用しきれず、やむを得ず廃棄されているという現状があります。
鹿革は非常に柔らかく、しなやかな手触りが特長で、ナチュラルな風合いを活かした靴や鞄などに用いられることもあります。一方で、野生動物由来であるがゆえに傷や個体差が多く、均一性が求められる大量生産の革製品には適しにくいとされています。加えて、捕獲後の皮を革として安定的に活用するための技術や流通が十分に整っていないことから、皮の段階で有効に活かされないまま処理されてしまうケースも多く、結果として素材としての活用が進みにくい状況にあります。
皮を革として活用するためには、皮を傷めずに剥ぐ高度な技術が求められますが、そのような技術を持つ猟師は限られており、鹿革を適正な価格で買い取る流通も十分に整っていないのが現状です。そのため、革としての価値が活かされる前に廃棄されてしまうケースも少なくありません。
こうした背景や素材の特性に着目し、UMITOでは、鹿革の柔らかさや手馴染みの良さを活かせる手帳カバーという用途を選択しました。既成のレザーではなく、害獣駆除されたニホンジカの革を活用したジビエレザーを用いることで、未活用資源に新たな価値を見出しています。

環境省の捕獲統計(令和6年度速報値)によると、ニホンジカの捕獲頭数は約74万頭と、イノシシの約64万頭を上回り、日本国内で最も多く捕獲されている野生動物であることが示されています。こうした背景からも、未活用のまま廃棄されやすい状況にあることが分かります。
ジビエレザーは、未活用資源の有効活用による廃棄物削減や資源循環に貢献する素材であり、自然の恵みを無駄にしないという考え方そのものを体現しています。
引用元:環境省「ニホンジカ・イノシシ捕獲頭数速報値(令和6年度)」
監修は世界一の靴職人・菱沼 乾氏
レザーカバーの監修を務めたのは、靴作りの技術と芸術性を競う国際大会「World Championships of Shoemaking 2024」にて優勝を果たした靴職人・菱沼 乾氏。
ジビエレザーを用いた革靴で注目を集める革靴ブランド「Khish the Work」を手掛ける、世界的な職人です。
使い込むほどに味わいを増す質感は、革製品を愛する方々にもご満足いただける仕上がりとなっています。

Khish the Work合同会社 会社概要
所在地:山梨県北杜市大泉町西井出7215-3
代表:菱沼 乾
公式サイト
公式Instagram
多角的にSDGsへ取り組むUMITOの姿勢
UMITOでは、ジビエを「食」として楽しむ取り組みや、今回製作した手帳カバーのように未活用資源に新たな価値を与えるものづくり、さらには電力を使わず、海の自然エネルギーのみで熟成を行う海底熟成ワインなど、さまざまな角度から自然と共生する価値創出に取り組んでいます。


▼ UMITOのこれまでのSDGsに関する活動はこちら
自然と向き合いながら、美しいものを生み出すこと。環境への配慮を“特別なこと”ではなく、日常の選択として取り入れていくこと。
海の魅力を伝えること。そして、その海を未来へとつないでいくこと。
UMITOは今後も社会や環境と向き合いながら、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に向けた挑戦を続けてまいります。


