「リゾート会員権を購入しても売れないって聞くけど本当なのかな?」
「後悔しないために知っておくべきポイントって何だろう」
と疑問に感じていませんか?
リゾート会員権の内容や種類によっては、買い手がつかないケースがあります。これから会員権を手に入れる際には、事前に売ることも考えたうえで購入することがおすすめです。
そこでこの記事では、リゾート会員権を購入するときのポイントや、有効的な使い方について解説します。これからリゾート会員権を有効的に利用したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
購入後にリゾート会員権は売却可能
リゾート会員権とは、権利を持った人とその同伴者がリゾートを利用できるサービスです。一般のお客様が入れない、会員だけの場所が楽しめます。場所や内容によっては、上質なサービスが受けられるでしょう。
そして会員権を購入後に利用しなくなった場合、基本的には売却が可能です。仲介業者に依頼して価格を公開し、買い手がつくまで待ちます。買い手がついたら価格の交渉をし、納得すれば取引は成立です。
ただし、ホテルによっては売却が許可されていない場合があったり、購入金額では売れず値下げする必要があったりします。特に購入から年数が経過していると、値段は下がりやすい傾向にあります。
そのため、将来売らずに済むように、有効活用できるか検討した上で購入するのが良いでしょう。
リゾート会員権を購入するときの7つのポイント
リゾート会員権は高額なので、購入後に失敗しないように検討を重ねることが大切です。ここでは、リゾート会員権を購入するときの7つのポイントについて解説します。
- 宅地建物取引業の登録業者から購入する
- 運営する企業が信頼できるか
- 業者の価格差を把握する
- 入会金の意味を理解し、保証金の返還時期を確認する
- 将来の不動産の価値が付くか確認する
- 購入後にランニングコストが必要である
- 退会するにも費用がかかる
この7つのポイントを押さえておけば、購入しても後悔しにくくなりますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 宅地建物取引業の登録業者から購入する
1つの建物を10〜30人程度で共同所有する場合、取引対象が不動産となるため、会員権を取り扱う業者は宅地建物取引業者であることが必須条件です。
Webサイトに記載があったり、店舗内に掲示してあったりするので、登録業者であるか確認しましょう。
また一般社団法人の日本リゾートクラブ協会では、利用者に適切な情報収集・提供を行っており、消費者からの相談を受け付けています。購入前に不安な点があれば、一度相談するのが良いでしょう。
2. 運営する企業が信頼できるか
リゾート会員権を購入する際に信頼できる運営会社かは、とても重要です。リゾート会員権は高額であるため、運営会社が信頼できないと購入に踏み切れない方もいるでしょう。以下のような点を、購入前に確認してください。
- 過去にトラブルや倒産がないか
- 会社の経営状態が悪くないか
- 会社のホテル運営に問題がないか
- ホテルは利用しやすいシステムか
過去に倒産して会社名を変更して新たに募集していることやトラブルがなかったか確認しておくのが良いでしょう。実際に、保証金についてのトラブルが国民生活センターから報告されています。
上場企業なら決算で確認でき、未上場でも調査会社に依頼すれば経営状態は分かります。
会員が利用できるスペースが制限され過ぎていないか、予約システムが複雑で分かりにくさがないかなど、ホテル運営に問題がないか利用者に聞いたり口コミを見たりしましょう。
また、会員権を販売したいために過剰な売り込みがある場合も注意が必要です。リゾート会員権は高額で運営会社と長い付き合いになるため、信頼できる企業を選ぶのがおすすめです。
3. 業者の価格差を把握する
リゾート会員権を販売している業者には、大きく分けて2つあります。1つはリゾートクラブを運営する会社で、もう1つは仲介業者です。
運営会社が決める価格は、グレードにより異なるだけで、同じグレードの部屋なら一般的には同一価格です。
一方、仲介業者が扱う価格は千差万別です。売りたい値段が売主により異なるため、価格差が発生します。たとえば300万で売れるのを待っているAさんと150万で早く売りたいBさんとでは売主の事情が異なるので、価格差が発生します。
また、仲介業者の価格は交渉が可能です。なるべく安く購入したいなら、仲介業者のWebサイトを見て、問い合わせフォームから相談してみましょう。
4. 入会金の意味を理解し、保証金の返還時期を確認
リゾート会員権を購入する際には、入会金が必要です。一般的に入会金は登録料という意味合いが強く、リゾート会員権を売却する際に返却されません。入会金と似たものに保証金がありますが、保証金は売却時に返却される場合が多いです。
運営会社が会員権の募集をする際には、入会金や保証金についてきちんと告知しなければなりません。もし、入会金や保証金のことをあいまいにして募集しているなら、その運営会社から購入しない方が良いでしょう。
所有せずに利用権のみ購入する際に支払うのが、預託金とも呼ばれる保証金です。支払い後、10〜20年程度経過したあとに退会する際に返金されるものです。
ただし、契約の終了や解除には各運営会社によって条件がついています。返金の条件が満たされない場合、保証金は戻らない場合があるため、注意が必要です。
5. 将来、不動産の価値が付くかどうか確認する
どこに所在割いているか元手も重要です。僻地にあったり交通の便が悪いところや、土地の価値があまりないところに買ってしまうと、将来買い手が現れないリスクがあります。
今後購入を検討される方は、将来にわたりそのエリアで不動産の価値が保たれるかどうかを考えたほうがよいでしょう。
6. 購入後にランニングコストが必要である
費用がかかるのは、購入時だけではありません。共同所有すると、以下のような負担が発生する可能性があります。
- 年会費
- 営繕充当金
- 固定資産税
年会費は、施設の維持管理に使用する費用です。具体的には浴場やレストラン、各客室などのメンテナンスや定期点検を行うために使います。
営繕充当金は、定期的な客室のリフォームなどの大掛かりな場合に使用します。営繕充当金は、分譲マンションの修繕積立金のようなものです。
共同所有では不動産登記をしていますので、固定資産税の支払いも必要です。上質なサービスを維持するには、ある程度の負担は必要であると理解しておきましょう。
7. 退会するにも費用がかかる
リゾート会員権を購入すると、売却するときにも費用が発生することを理解しておきましょう。たとえば友人にリゾート会員権を譲渡するには、手数料と審査が必要です。
また、仲介業者に売却を依頼する場合にも手数料がかかります。リゾート会員権を購入する前に、売却するときにも負担しなければならないと知ることが大切です。
リゾート会員権を売らずに持っていた場合の3つのメリット
こちらでは、リゾート会員権を売らずに持っていた場合のメリットを解説します。
- 好きな場所で楽しめる
- 静かな時間を過ごせる
- 会社の福利厚生施設として利用できる
1. 好きな場所で楽しめる
リゾート会員権は種類にもよりますが、購入すれば運営会社が保有する全国のホテルを利用できるケースが多いです。
そのため決まった場所へ行くだけでなく、出張先で優雅に過ごしたり、新しい旅行先を開拓したりと、色々な使い方ができます。
特に、ご自身が行きたい場所にホテルがあるのか確認した上で購入すれば、リゾート会員権を有効的に使えるでしょう。
2. 静かな時間を過ごせる
別荘にいるような静かな時間を親しい人と過ごせるのが、リゾートホテルの特長です。不特定多数の人が出入りする場所と区切られていることが多いので、家族や友人とだけの時間を満喫できます。
ホテル自体では一般のお客様と一緒になることがありますが、会員制ラウンジやエステなどでは、利用権を持った方しか入れない場所が用意されていることも多いです。
ゆったりとした時間を過ごしたい方が、リゾート会員権を持つメリットは大きいでしょう。
3. 会社の福利厚生施設として利用できる
リゾート会員権は法人も購入できるため、法人契約すれば会社の従業員や取引先の方も宿泊が可能です。なかには、1泊2食付きで数千円で利用できるホテルもあります。
宿泊できる施設は全国各地にあるため、利用できずに「購入して損した」ことにはなりにくいでしょう。売ることを検討せずに法人で契約して、有効的に使えるように検討してみてはいかがでしょうか。
リゾート会員権の購入方法
ここでは、リゾート会員権の購入方法を解説します。
- 運営母体から購入する
- 仲介業者から買う
- 友人や家族から譲ってもらう
業者から買う以外の方法もあるので、確認しておきましょう。
運営母体から購入する
新しいリゾートができるときに、運営母体に申し込んで購入する方法です。募集期間中であれば、スムーズに購入手続きを進められるでしょう。
ただし、購入するには審査が必要な場合があります。リゾート会員に相応しい社会的な信用が必要だと言われることもあるため、必ずしも購入できるとは限りません。
仲介業者から買う
仲介業者から買うと、定価よりも安く取得できる可能性があります。売却したい人が仲介業者に登録し、買いたい方が現れれば取引が成立する仕組みです。
同じ部屋の会員権でも価格が異なるため、買いたいタイミングが来るまで持つのも良いでしょう。また、業者によっては価格交渉に応じてもらえる可能性もあります。
どうしても購入したいホテルの会員権があれば価格交渉するのも良いでしょう。条件を詳しく確認し、納得したうえで購入するのが、失敗しないポイントです。
友人や家族から譲ってもらう
リゾート会員権の購入方法には、利用していない会員権を持っている友人から譲渡してもらうという手法もあります。知人との取引になるため、比較的スムーズに話が進みやすいでしょう。
ただし知人からの譲渡といえども、名義変更による手数料や審査が必要です。譲渡を受けるなら、運営会社に確認したうえで手続きを進めるのが良いでしょう。
また、リゾート会員権は相続も可能です。戸籍謄本や相続人全員の印鑑証明が必要になることがあるため、ホテルや運営会社に確認して手続きを進めましょう。
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定額制ではなく、使いたい分だけオーナー権を購入できるので自分のライフスタイルに合わせて選べます。また、利用日数の範囲内であれば他のリゾート地にあるホテルも相互利用できるので、楽しみ方が広がります。
リゾート会員権は、購入後に売却することが可能です。ただしリゾート会員権は高額で、必ずしも購入金額と同じ価格で売れるとは限りません。
そのため長く有効的に使うことを前提として、自分に合う会員権を検討すると良いでしょう。
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