Owner’s Journal
デニムの青と、鎌倉の海。
BerBerJin 藤原裕が語る、
時を超えて受け継がれる本物の価値。
藤原裕氏インタビュー
原宿の老舗ヴィンテージショップ「BerBerJin」のディレクターであり、ヴィンテージデニムの第一人者として知られる藤原裕さん。
ご家族と共に《UMITO 鎌倉 腰越》にご宿泊いただきました。家族で過ごした特別なひとときや、ヴィンテージデニムとUMITOの「シェア別荘」に共通する美学と価値についてお話を伺いました。
目の前に広がる海と開放感。家族で過ごした最高のリフレッシュ空間
— 昨晩は《UMITO 鎌倉 腰越》にご宿泊されていかがでしたか?
一言で言うと「最高」でしたね。
家族で訪れて、まずお部屋に入った瞬間に子どもたちが「うわー!」って歓声を上げたんです。自分自身もこれほど広いお部屋に宿泊するのは初めてで、目の前に海が広がるロケーションと圧倒的な開放感に一瞬で魅了されました。
— 今回はご家族3世帯で過ごされたとお聞きしました。皆様はどのような過ごし方をされていましたか?
昼頃に車で到着して、まずは子どもたちと目の前の海で思いっきり遊んでから、3時のチェックインに合わせてホテルに入りました。子どもたちもホテルで過ごすのを楽しみにしていたので、お風呂でゆっくりしたり、海を眺めながらのんびりお酒を飲んだりと夕食まで豊かな時間を過ごせました。
一緒に来た義理の母もお風呂が使いやすく快適だったようですし、個人的には少し硬めのベッドが好みなので寝心地も抜群でした。部屋の広さも含めてみんな本当に満足していて、「こんな広いお部屋にもう一泊したい」と言っていたほどです。
— お食事(ディナー)はいかがでしたか?
前から楽しみにしていた小川シェフのフレンチコースをいただいたのですが、素晴らしい体験でした。
僕自身、ペアリングのお酒とともに最後のお肉料理まで堪能できましたし、子どもたちも美しいお料理に目を輝かせて最後のデザートまで綺麗に平らげていました。普段は少し好き嫌いがある子どもたちが喜んで食べている姿を見られたのも嬉しかったですね。

ヴィンテージデニムとUMITOが共鳴する「良いものを未来へ継承する」美学
— 藤原さんが長年扱っていらっしゃるヴィンテージデニムの魅力とは、改めてどのようなものでしょうか?
デニムの魅力はやはり「インディゴブルー」の色合いや、自分で穿き込んで色落ちを育てていく楽しさにあります。また、歴史的背景やディテールによる希少性も含めて、単に古いだけではない本物としての価値があります。
私自身、30年近くこの業界にいますが、時代が経つにつれて希少性が増し、価値が上がり続けているのを実感しています。そうした歴史的背景や良さを次の世代へ伝えていくのが私の使命だと思っています。

— 物は違えど、「良いものを次の世代へ大切に継承していく」というUMITOの「シェア別荘」の仕組みについて、共通点を感じる部分はありますか?
非常に近い考え方だと思います。ヴィンテージデニムも、自分が大切に穿き込んできたものを、将来は息子や受け継ぎたいと思ってくれる後輩へ渡していくという「継承」の側面があります。
ヴィンテージデニムが限られた生産数ゆえに価値を持つように、UMITOのシェア別荘もまた、海の目の前の好立地という希少性にその価値の根源があります。そうした希少なものを大切に守り、想いと共に次の世代へとつないでいく。この『良いものを継承する』というフィロソフィーにおいて、両者は深く共鳴していると感じます。
土地や建築が持つ「歴史とストーリー」へのこだわり
— ヴィンテージデニムは作られた背景やディテールを知ることで愛着が深まりますが、UMITOが大切にしている土地や建築の背景・ストーリーについてはどう感じられましたか?
私自身が日頃から歴史や背景のあるものを大切にしているので、建築やロケーションにおいても、そうしたストーリーが存在するものに深く惹かれます。
今回《UMITO 鎌倉 腰越》に滞在してみて、使われている資材や家具の質感、座り心地にいたるまで、細部までこだわり抜いて作られているのが肌で感じられました。ものづくりに対する素材感や空間づくりのこだわりは、私たちがヴィンテージのディテールや歴史を大切にする意識と非常に近いものがあると感じます。
海辺の静寂がもたらすインスピレーションと、家族との共有時間
— 普段は都心でお忙しくお仕事をされていますが、目の前が海というロケーションで過ごされて発想や気持ちの変化はありましたか?
すごくリフレッシュできましたね。
普段扱っているデニムの「インディゴブルー」と、目の前に広がる「海のブルー」にはどこか親和性を感じていて、こうした時間を日常に取り入れる価値を改めて知ることができました。
昨晩、家族が食事を終えた後に一人でテラスに出て、1時間ほど波音を聞きながらお酒を飲んだんです。普段考えがちな仕事のことをふっと忘れて、のんびり海を眺める時間は最高でした。また、子どもたちと朝食を食べている時も、自然と家族の会話が弾んで広がる感覚がありました。日常から離れて海辺の空気に触れる時間が、人の感性や家族のコミュニケーションにとても良い影響を与えてくれたと感じています。


— もしご自身がUMITOのオーナーになったとしたら、どのような使い方をしたいですか?
もし所有できるとしたら、全国にあるUMITOの拠点を巡りながら、家族と一緒にかけがえのない時間を過ごしたいですね。ただ泊まるだけではなく、「家族でその一日をどう大切に共有するか」という過ごし方を楽しみたいです。
BerBerJin 藤原 裕

1977年、高知県生まれ。
1999年にベルベルジンに入社。
現在は同店店長としてショップを切り盛りするかたわら、ヴィンテージデニムアドバイザーとして幅広く活動している。



